3-1. サインシャンドから厳戒態勢の中国へ!1日の電車バス移動で体はバキバキ...
結局化石は見つからなかったが、最高だったよモンゴル!夏の渓流釣りがオススメらしいから、また戻ってきたいな。
ロシア・モンゴルと旅をしてきて次はいよいよ最後の国、中国へ!
っていっても国土が大きいので、ビザぎりぎりの二週間使って南北の違いを楽しみたい。
しかし、この国境陸路越えが辛かった...
中国での予定
モンゴルをでて、中国の国境街エレンホトから上海を巡った二週間のルート。
二連(エレンホト)
↓ バス (約14時間)
↓ 電車 (約1日)
張家界:武陵源
↓ 電車 (約1日)
上海 : 豫園、上海博物館、田子坊、etc...
↓ 電車 (約30分)
蘇州:拙政園、山塘街、虎丘、etc...
このなかでは、武陵源が最高だった。
アバターのロケ地で有名なとんがった岩からなる山。大自然の中でハイキングをしてきた。
古都の北京、近未来の上海。なによりも同じ国でも南北で気温が違うので、雰囲気も異なっていた。
再び電車に乗り込み国境街を目指す
サインシャンドを後にして、中国へ入るためにモンゴル側の国境街ザミンウードを目指す。夕方に乗り込み、翌朝に着く予定。
車窓から見えた砂漠地帯の朝焼けは綺麗だった。
早朝にザミンウード到着。まだ、まわりはほとんどモンゴル人だった。
こっからバスに乗り込み、税関で入国検査を経て、中国に入る。
中国の税関はめんどくさかった。
パスポートに押してある他の国のスタンプに対して、
「これはどこの国のだ」とか、
「なんでこんな国に行ったんだ」みたいな質問攻め。
無駄に疲れた。
それでも無事に二連までたどり着けたから一安心。
バス降りてすぐ飛び交うチャイニーズ。
この騒々しさでついに中国に来たんだなと実感する。
北京駅行きのバスのチケットも今買おーぜと押し売りしてくる。
まぁでも、話を聞くと親切なおっちゃんだったからよかった。
二連から北京へのバスは2時間おきくらいで走っているらしかったが、なぜかおっちゃんは遅めのバスをお勧めして来た。
なので僕たちは16時発で翌日早朝に北京へ着く便のチケットを買った。
空いた時間で早速レストランを探した。モンゴル料理も嫌いではなかったが、中華料理はこの旅行でも楽しみにしていた一つであった。
一発目は刀削麺
これで15元(250円ほど)
このチャーシューは何肉だったのかは謎だったが、どうして中華料理の青菜はこんなにおいしんだろう。
スープもアサッリめの優しいお味でおいしかった。
二連は特に何もない街だったので、ご飯を食べた後は軽く散歩してバスをまった。
こちらが今回お世話になる寝台バス。
220元(3800円)
やはり中国になると物価が上がるのかと思ったら、、
まさかの寝台バス。
ベッドの大きさはシベリア鉄道と同じくらいだったが、吹き抜けになっているので開放感はあって楽だった。
途中二回の休憩で12時間。
最後尾でラッキーと思っていたが、
途中停留所で満員の車内にまさかの追加客。
しかも運転手通路に布団敷き始めたし。
寝返り打つとおばちゃんの顔が目の前にくる...
ひたすら寝ることに勤めてました。
ペキンで朝食を
まだ日が昇っていない早朝に北京へ到着。
バスもまだ走っていなかったので10km以上ほどあったが、宿まで歩いて行くことにした。
するとすぐにいい匂いが立ち込める。
これだよこれ!
中国の古き良きイメージがそのまま現れた。北京っていったらもう近代都市になっちゃっているのかと思ったら、こんな風景があちこちに残っているみたい。
大量の点心と黒い汁の煮卵。
とてつもなくおいしそうだったけど、歩き始めてすぐだったのであきらめる。
そこで僕たちが朝食の場所に選んだのが、天安門広場を抜けた先にあった年季の入った飲食店通りの一つ。
種類の豊富さと匂いにつられて立ち止まってしまった。
肉のそぼろみたいなのを挟んだパンを香辛料の入った塩をつけていただく。
この後もお世話になる軽めの「雪花」というビールも朝からいただきました。
煮卵もそのほかのパンもおいしかった。
しかも店主がハグリットみたいな見た目の仙人みたいな人で楽しかった。このへんは古き良き街だった。
北京での宿は、サンリタンユースホステル。
バックパッカーがたくさんいた。
それもそのはずめちゃくちゃ安かった。
3泊4日で180元とかだった。
都心から少し離れているが、駅も近くにあるし、外人用にか中国風のエントランス。一階にはカフェやビリヤード場などザ・ドミトリーだった。
共産党大会でまちは厳戒態勢
宿に向かう途中に通った天安門広場付近は警備がすごかった。
ちょうど中国共産党大会をやっている時期だった。
習近平がこの辺にいるのかと思うとワクワクした。
天安門広場に続く道は封鎖されていた。
近くには警備員の大群も。
こんなに厳重なんだと驚く。
移動疲れもあり初日は北京市内を散歩して早めに休んだ。
観光は次の日からしよう。
どの国にもいる川で釣りをするおっちゃん。
平和な風景。
でもこのきたなさで魚つれるの?笑
つづく