1-7. イルクーツクゆったり散策。再びのシベリア鉄道で遊牧の国モンゴルへ。
やっぱり異国のスーパーがおもしろい
旅に出て好きなことが、スーパーや市場に立ち寄ること。
有名な観光地もいいけど、やっぱり現地の人々の生活を覗き見れるのは食べ物からが一番じゃないのかな。
というわけでイルクーツクでも突撃して来ました。
イルクーツク最大の中央市場:Tsentralnyy Rynok
屋根付きの食品売り場の前には市場が展開されていた。
野菜、フルーツ、ハーブありとあらゆるものが売られていて、平日の夕方に訪れたにも関わらず混んでいた。
写真にいる魔女みたいなおばあちゃんが、べたにりんごを買っていて若干不気味であったが...笑
少し行くと洋服などの日用雑貨も売られていた。
まるで青空市のよう。
店員は携帯をいじっており、やる気はない。
建物の中にはいると立ち込める獣臭。
目に飛び込んでくるのは大きな肉塊。
屈強そうなロシア人のおばちゃま達が身を乗り出し、客に押し売りしてくる。
観光客でもおかまいなし。
とりあえずお姉様方見た目からしてたくましい。
おそらくバイカル湖や周辺の河川で水揚げされるであろう魚達。
川魚のようなみためのものがほとんど。
大きな魚がたくさんならべられていたけどどうやって食べるんだろう。
目立った観光名所はないけれど
イルクーツク。バイカル湖に行こうと思う人以外、立ち寄るような街ではないのだろう。
それでも観光業には力を入れてるらしい。
街には大きな円を描くように道に線が引かれている。
これを辿るとイルクーツクの観光名所を巡ることができるというもの。
(消えかかってるところがあったり、途切れていたりと頼りないけど...)
100年前にロシアの資産家が建てた建物。
今は図書館として利用されているらしい。
教会はあちこちにあったがモスクもちらほらと。
建物が綺麗だから散策しているだけで楽しい。
巨大な銅像が建って行ったけどだれだかはわからない。
サーカス前の広場は観光地らしいが、がらんとしていた。
現在はつかわれていないだろう工場。
社会主義のときの建物かなぁ。
街の中心部にあった公園。
寒かったけどベンチで会話している人が結構いた。
途中立ち寄った小さな美術館らしき建物の入り口に置かれていた大軍のマトリョーシカ。
これだけいると怖い。
(入場料が思ったより高く入らなかったので入り口まで...)
大きめの施設には、コート預り所があった。
さすがロシア。冬になったらみんなもっと厚手のコートを着込むんだろうな。
ひさしぶりに気の向くままに散歩した。
目的がなくぶらぶらするのもたまにはいいものだなぁと。
空気が澄んでいるからか、空がとても綺麗で気持ちよかった。
ロシア兵の大軍に囲まれる。次の目的地は13世紀最強の国モンゴルへ。
AirbnbのホストLeoに助けられ、イルクーツク駅でなんとかウランバートル行きのチケットを買う。
あいかわらず英語が通じず、事前に調べた時刻と金額を書いて交渉。
途中で一度下車しろとか、高めの金額を提示されたりとよくわからないこともあったけど無事にモンゴルには行けそう。
前にいた、バックパッカー夫妻も大変そうだった(笑)
こわかったのが、
周りを取り囲むロシア兵。
いやいや怖すぎる。
このひと達も鉄道にのるのかなぁ。
電車に乗ってる期間の方が長かったロシア旅。
次の国は、今回一番楽しみにしていたモンゴル!
相撲のイメージが強い国だが、それだけじゃない。
馬に乗って世界を侵略していた最強の国は伊達じゃない。
つづく