1-2. ロシアに入国できない。VISA手続きは慎重に。
日本のご近所ウラジオストクへ。
2017年10月4日
2日前に内定式を終え、いよいよ東アジアツアーへ気分は最高潮。
東京駅で相方と待ち合わせいざ成田へ。
ロシアと聞くとはるか異国の地なような気がしていた。しかしさすがは国土世界一位。東側のシベリア鉄道の始発&終着駅ウラジオストクは成田空港からわずか3時間のフライトでいけてしまう。
しかし...
韓国は仁川まで行きそこからウラジオストクへ向かうはめに。
さらに直行便では片道約25,000円で済んだにも関わらず、新しいチケット購入で88,590円の追加課金。
なにが貧乏旅行だよ。
ハワイでいい旅できるじゃん。
1ヶ月のバイト代消えてった...
いろんなことが頭の中を駆け巡った。
ただ、次の日にはシベリア鉄道に乗らなくてはいけなかったので払わなければならず...
第一の愚行、入国日を間違える。
ウラジオストクは昨年8月1日から自宅で取れる電子VISAが導入されたらしい。
ただ今回はシベリア鉄道で複数都市巡る予定だったので、従来通りロシア大使館へ。
ロシアVISA取得はめんどくさいって見かけたけど、ネットでバウチャーを発行さえできればあとはすごく簡単だった。
大使館のお姉さんも、ロシア美人だったけど無表情塩対応でさっさと手続きしてくれた。
しかし、サクサク進みすぎたせいで入国日の確認を怠った。
上のバウチャーの画像でもしっかり5日入国になってる。
チェックインカウンターでしつこく交渉するも、無理の一点張り。
航空会社じゃどうにもならないとのこと。
現地についても税関で入国拒否される可能性が高く、責任を取れないためキャンセルしてもらうとのこと。
たしかにロシアの税関で捕まるのは怖すぎる。
しょうがないから、5日深夜2時に着くチケットを再購入。直前のため元のチケットもキャンセルできず。
3時間25,000円直行便のはずが、11万ほど払って、さらに韓国で乗り換えるはめになり7時間もかかった。
しかも初の韓国。ちゃんと旅行でいきたかったなぁ。
とりあえず相方のお見送り。一緒に旅行行くはずなのに謎な現象。
すしざんまい社長with美人秘書
VISAで戸惑っているとカウンターになんと、すしざんまいの社長が。
小柄でふくよかだった。
絶対お肉大好きでしょって感じ。
そんなことより、秘書の方が30代の大人な雰囲気全開の美人だった。
なんとうらやましい。
隣で話を聞いてると、どうやら社長もVISAでトラブっていた。
たださすが社長秘書。急に電話をしたと思ったら、「ロシア大使館に掛け合ってみます」とかなんとか。
やっぱり大企業の社長ってすごいんだな。
トラブってた同士仲良くなれるかなーと思って話しかけてみた。(社長じゃなくて秘書に笑)
ロシアへは講演会でいくらしい。
第二の愚行、チケット予約の姓名を逆にする。
痛い出費だったけど、チケットを買い、とりあえず入国できると一安心。
しかし第二弾...
あわてすぎてチケット購入時の姓名を逆に。
ネットで買ったので慌てて電話するも、基本的に代理店経由だと変更不可。
またもやチェックインカウンターに泣きつくも、先ほどと同じことを。
現地で入国拒否の可能性があるからのせられない。
だがもうお金は払えない。
今回は引き下がらず交渉を続けると、完全自己責任で出国許可がおりた。
現地でなにがあっても知らない。
乗り継ぎ便は別の航空会社だったので、そもそも韓国で出国できるかもわからない。
と追い討ちをかけるように脅される。
韓国からロシア行きのチェックインは韓国についてからということで、航空券さえもらえなかった。
脅しに脅されて不安でいっぱいの出国。
最後はあっさりと。
怯えながらも韓国についてみると、トランジットフロアで自分の名前が場内アナウンスで呼ばれている。
不安いっぱいでカウンターへ。
すると、スタッフの人が不機嫌そうな顔で
「早くチェックイン手続きをしてくれ」と。
「???」
という感じだったが言われるがままにパスポートを預けると、すんなり搭乗準備完了。
出国後ロシアについて税関でもなにごともなく入国できた。
結局日本でさんざん脅されただけだった。
深夜2時にはなったが無事にウラジオストクへ。
姓名逆転のほかに、スペルのミスも多いらしい。
そうすると基本的にどの航空会社でも搭乗はむずかしくなるそうだ。
あとは、手数料を払って変更できるか、最悪の場合の搭乗拒否かはエアラインごとに異なるそうだ。(成田のお姉さんが親切に細かく教えてくれた。)
出国だけでつかれた。
今後旅行の時の手続きは慎重にと心に固く誓った。
いろいろ助けてくれた成田のグランドスタッフの方々ありがとうございました。
こんな愚か者にも優しく対応してくれて、日本っていい国だなぁ。